仲間? [ふふふっの話し]
ご無沙汰しておりました。
いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。
休日に用事があり車で外出していました。
マロンの運転でマロン(旦那)と田舎のちょっとした繁華街を走行していた時の事です。
前の列がざわつきパトカーもチラッと垣間見えました。
渋滞しだしたので何だろう?とゆっくりと交差点に差し掛かると、蜘蛛の子を散らす様に前の車は右に左に方向転換して回避しています。
何で渋滞しているかやっと判明しました。
気づいたら田舎の不良らしきバイクの集団の真後ろにいました。
マロンは(反応が鈍いタイプ)真っ直ぐ行くからと回避するタイミングを逃してしまいました。
彼らは交差点の真ん中でパフォーマンスをしたかったのでしょう。
信号も関係なく「ブン♪ブブン」「ブン♪ブブン」とやり始めました。
彼らは私達の車も仲間であるかの様に円を描くように回りはじめました。
交差点で繰り広げられるパフォーマンスは爆音と野次馬の叫び声でクラブ状態です。
私は、後ろを振り返り助けを求める為にパトカーを探しました。
警察官は証拠を残すのに夢中で一生懸命にビデオカメラを回していました。
私「私達も仲間みたいになってるよ!ビデオに映っちゃってるんだけど!これはどうにもならないよね~」
「みんな回避するの上手だったよね~いつまでやるのかな?」
「ねえ、この年で仲間だと思われないよね?」
苦笑いをしながら2人で顔を見合わせてフフフッと笑うしかありませんでした。
「ブン♪ブブン」「ブン♪ブブン」は結構続き、もうお腹いっぱいになった頃、後ろにいたバイクの少年に力の限りのアイコンタクトをしました。
さらに、解放してアピール(両手を胸の前で組む)もしました。
彼は私達を解放しょうとしましたが、実行犯の彼らはテンションMaxなので「ブン♪ブブン」がまた始まってしまいました。
漫才みたいになってるやん・・・・
彼は指で①とジェスチャーしました。
私「あと1回ブン♪ブブンするんだって~」とマロンに言いました。
暫くすると私達は後ろのバイクの少年に顎でクイッとされてようやく解放されたのです。
無事に目的地に着き用を済ませて家に帰ると、飼い猫が何処に行ってたの~と集まってきました。
私は「ブン♪ブブン」と手をバイクのスロットのジェスチャーで猫の周りを回って遊んでいました。
猫たちはキョトンとしています。
マロンは「フフッ」と鼻で笑ってこちらを見ています。
平和がいいです。
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