SSブログ

不思議なバイト [昔の話し]

だいぶ、ご無沙汰していました。

いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。

(ある日、ブログのページビューが一日で約900回の時は些かビックリしましたが・・・・)


前回、友達とお蕎麦屋さんに行った時に車の中で友達に「しかかまるんと居るとなんか霊感が強くなった気がする」と言われました。

その友達は、亡くなった友達の夢をみたり、今まで感じなかった事を感じる様になったといいました。

私は「マロン(旦那)も同じ事を言っていた!(笑)多分私がアンテナみたいになっているのだと思う」

勝手な解釈で位置づけしてしまいました。

今回はアンテナ繋がりで思い出した話をしたいと思います。


何年か前にスピリチュアルのMNさんの所に頻繫に遊びに行っていました。

ちょうどMNさんが家の片づけなどをしていたので自然な流れで手伝う運びになりました。その延長線上でMNさんがレストランを営業する事になり、開店するまで色々とお手伝いしていたらアルバイトをする事になり、自分でも成り行きが理解できない状況になっていました。

私は夜中(2時)まで仕事をしたり、旦那(マロン)が休みの時に仕事をするのには抵抗がありました。

車の貸し借りも保険が適用にならないので考慮して欲しいと思いました。

MNさんは外国の友達なので日本人のルールは当てはまらないのです。(文化の違い)

賃金も私だけがもらう形になっていました。(他の人もアルバイトをしたかったみたいです)

MNさんのヒーラーのメンバーも大勢手伝いに来ていました。

食材やら色んな物がMNさんの贈り物としていつも沢山店に届いていました。

(経営の観点から見て家賃も無料でこれでいいのだろうか?思っていましたが口には出しませんでした。


ある日のこと突然、MNさんがいきなり白目をむき崩れる様に店の中で倒れてしまいました。

(店にはMNさんと私の2人だけ)

(持病があるとは聞いていないので混乱)

私はMNさんの息を確認して(息がある)上手く説明できないのですが(霊の気配)何かに襲われたと瞬時に思ったのです。救急車を呼ぶ為に携帯電話もテーブルに出しMNさんの背中をひたすらさすっていました。

幸いなことに直ぐにMNさんが意識を取り戻しました。

私は「救急車で病院に行こう、買い出し中のMNさんの旦那さんに今、電話するから」言い終わらない内にちょうどMNさんの旦那さんが帰って来ました。直ぐに旦那さんが駆け寄り何か呪文の様な言葉で何かをジェスチャーしています。(お祓いをしている)

私はMNさんは持病があるの?かとMNさんの旦那さんに問いただしました。

MNさんが「違うんだよ、悪霊が・・・しかかまるんが追い払った、ありがとう・・・」

私は「ポカン」として頭の中を整理する為にただ黙っていました。


話を総合すると、MNさんはスピリチュアルの初期メンバーのある1人とお金を支払って活動する、しないで仲たがいし方向性の違いからその人は独立。その人は多額の報酬で今も活動していている。(禁断の呪詛も請け負う)

無料のMNさんの所に皆が来てしまうのでMNさんの存在が邪魔らしく、いつもMNさんは(呪詛)呪われているとの事です。


その日を境に厨房で作業をしていると人が横切る気配がします。(気のせいだと受け流す)

ある日私は、鮮明に白い上下の服で大柄の恰幅のいい男の人(外国人風)が厨房の行き止まりを横切るのを見てしまいました。

MNさんに白い服の男の人の特殊を伝えると、例の人だと言いました。(MNさんの動向が気になり生霊で訪問)

どうやら私はMNさんの近くにいるので第六感のアンテナがビンビンの様です。

更なる事態になっていきます。

MNさんの取り巻きの人から(私は賃金も貰っている)嫉妬を受け始めました。

無視をされて、私がやる事なすことに重箱の隅をつつく様に鼻を鳴らしながら見ています。


私の推測だとMNさんが私の事をみんなの前で褒めたのです。よく気が付くし悪霊からも救ってくれてとか・・・

しかし悪循環に嫉妬の起爆剤になってしまいました。(私は倒れたMNさんが助かる様に心から祈っただけです)

頻繫に取り巻きの人達に「悪霊追い払える人は純粋な心で高い霊力持ってる人なんだけど・・・あなたそうなの?」聞かれました。(上から下まで嘗め回す様に見られた)

(心の中は、霊力?そんなん知らないよ!こちとら穢れだらけだよ!命を殺生して(食べて)色んな人に迷惑かけて生きて○十年。だからなんだって言うの?)

私は、それを聞いて微笑みながら(目は笑ってない)佇んでいました。(バイトを辞めたい気持ちが固まる)

私なりの理由がありました。

私は、たまに人の感情が読み取れる時がありました。相手の感情が私の心を浸食して読み取れるのです。

MNさんと一緒にいるので感度が最高潮にビンビンになり、当時は相手の心が手に取るように分かりました。

(人に言うと気持ち悪がられるので滅多に言わない)


後日、MNさんと2人きりだったので思っていることを打ち明けようとしました。

先にMNさんに言われてしまいました。「バイト辞めたがっている、しかかまるんに意地悪する人がいるから」

「しかかまるん真面目でちゃんと仕事をする、1人で三人分ぐらい働いてくれる、考え方が建設的で私に必要だから辞めないで!」

凄く褒めてもらったのは嬉しい事なのですが・・・辞めないで!先に言われてしまい・・・

(MNさんの霊力で筒抜けなので困惑)

ゆくゆくは将来、ここの店長をやって貰いたいなどと色々と言って頂きました。

私は「MNさんは凄く皆に慕われているから私が近くにいると嫉妬が凄い、私はそうゆう、しがらみが嫌いだし、心底くだらないと思ってしまう、仕事とは関係ないこと」と説明。


私を評価してくれて見えない所で理解できる人に出逢えるのは一生に一度あるかないかぐらいの人物でした。

ヒーラーのメンバーに幻滅して尚且つ(霊感)感度がビンビンで心の声が丸聞こえなのが耐えられなかったのです。

このままMNさんと一緒に居て日常茶飯事にお化けも見る事となると私のキャパを超えてしまうと思ったのです。

側にいるだけで否応がなしに霊感が強化されるという不思議なバイトでした。


その後、私は速やかにバイトを辞めました。


それから数年後にMNさんの身内と会う機会があり「その節はすみません」と謝罪しました。

その時にやっと胸のつかえがとれた気がしました。



nice!(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

月曜日の決戦前夜その後の話 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。